出会い系を使って連絡を取り合う関係を作った方も出てきました。
メールした後は金銭的な条件交渉は出会い系の中ではできませんから、早いうちに無料通話アプリでやれということも言われていましたから、その通りにしていきました。
お金くれる方と無料通話アプリでのやりとり、やっぱりドキドキ感はとても強く感じてしまいました。
やりとりした人の中で、一度食事に付き合ってくれと言い出した方が3万円を出すと言ってくれたのでした。
この方はJメールで知り合った、宝石店を経営している52歳の人でした。
通話の時も、ブティック経営をしたいという話をしっかり聞き入れてくれていた人でした。
仕事帰りに、時間を作ってディナーを一緒にする約束になりました。

 

 お店を開業できるぐらいの資金提供はもちろんですが、いきなりそのような契約をしてもらえるとは思ってもいませんでした。
やはりパトロンに気に入ってもらう必要もあるでしょうし、相手の方もこちらが本気なのかどうかを調べたい気持ちがあるのも当然です。
面接のような形でディナーをすることになったのですが、それでも3万円の支払いは私にとっては大きな収入になります。
気に入ってもらったら、それ以降は多額のサポートも受けられる可能性だってあるのですから、期待した気持ちはとても大きくなっていました。
パトロン募集した方と食事タイムになりましたが、連れて行かれたお店か高級なのには腰を抜かしそうになりました。
一般的な会話から始まり、私の夢も語らせてもらうことができました。
「また来週時間を作ってもらえるかな?」
もしかしたらという気持ちもあり、待ち合わせする約束をしたのでした。
3万円のお小遣いプラス帰りの交通費も出してくれました。
こうしてこのパトロン候補と、しばらく食事を一緒に楽しむ関係を作っていくことになったのです。
そしてその行き着く先に、私の求めていたものがあったのでした。

 

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